(さわ)令和6年8月10日/11日
8/10 林道P7:30~ Co490 17:30幕 8/11 Co490 6:30~ 大平山12:30~ 登山口P16:10 Oくん
ヒヤミズ沢 日陰ノ淵
- 平水位だと思うが入渓から日陰まで水量多い川、増水したら入りたくない
- 全般残置ハーケンはなく(日陰残置以外)極度に悪い滝はないが、基本巻けないし巻いたらひどい目に合うと思うので滝は全て突破することになる、登攀によほど自信が無い限り確保技術と支点を取れないレベルの人には厳しい沢だと思う
- 日陰ノ淵序盤のゴルジュはそんなに難しくない、残置は生きている、山谷の這い上がるとこは水流際に活あり
- Co300位までしばらく川原、Co300の前衛は右壁でやや悪い
- Co300 2段 下部は確かに難しくないが油断は出来ずロープ、ハーケン決まる、上部トラバースもやってみれば足場がしっかりあり難しくないがハーケンとクラックにキャメ、ここはフォロー
- 【水風呂でととのう事件】
- Co300トラバースの2段滝2段上部にてセルフ確保後、Oくん釜に落ちセルフが取れず10分以上身動き取れず水風呂に浸かった件、半ロクの状態とは知らず自分がフォローで到着、ナイフが無い慌てる自分を横目にOくんの機転で自分が鋸でスリング切断、滝下に落ちることなく低体温でやられること無く事なきを得た事件、Oくんロクらなくて良かったね!
- Co470位までゴルジュが続く、滝も微妙に手強い
- Co400 2段滝下段 右の水流際を登る、滝下潜って左からも登れそう
- Co400 上段は右で1本支点を取り右の苔った水流際を登る、左側は中段の抜けが悪そうに感じたがどうだろう?
- Co420?位にある回転してる釜持ち滝のみ左岸巻き、グズグズで悪かった、沢床には懸垂で
- Co570超えた位の2段滝は下段は右から、中部の釜で右岸ボルダートラバースしてからは右でも左でもどちらも行けると思うが、左は上部は階段で中段辺りがやや悪そうに見えたので水流を飛び越えてから右を直登したが楽だった、水流が強く荷揚で時間かかった
- Co590分岐で右に取るとガレ沢になる、結構不安定な大きい岩があった、水はCo900超えた辺りから結構な流れが続く、道中1ヵ所抜けが悪い滝があり確保した、抜けはガバはあるが足が乏しい、そのあとのチムニー斜滝もザック挟まりそうでなんか嫌だった
- Co1090分岐(1070位から派生する枝沢?)右に行くと楽だとネットにあったが、とりあえず水流の多い方を詰めたらCo1120で行き止まり(地形図がやや曖昧)右に入ってひたすら藪を漕いで夏道に合流したが正解ではないと思う、やはりどうせ漕ぐならピークに直接向かう枝沢を詰めた方が結果としても早いと思った4
- 個人的にはキャメよりハーケンが決まりやすい沢だった
- ライジャケはいらないと思うが個人的には泳ぎと釜攻めする時の安心感と保温効果がある、ただしCo590以降はお荷物確定
泊川コース
- 上部は全くもって登山道らしくないけもの道、アブ・蚊も最盛期でやたらと暑く、全般フェルト殺しのヌタヌタ道、この登山道は自分は絶対登りはやらない
Oくんへ引継
(チャイナを鍛えちゃいな!)
- 荷揚げシステムを習熟しよう、登攀に支障の出る(ロープ短くて引っ張られる)荷揚げは一旦引き上げてから再度登攀、荷揚げ無理やりやるとそのうちザックちぎれるかも
- 安易な環付きよりATCを有効に(ルベルソ余裕ある時に買っチャイナ!)、緩める場面もある、あと足元注意
- ハーケンはV、L×2、ショート、軟鉄がベスト、カムは.1 .2 .3 .4 .75が使いまわしがいいかもね、ハーケンを鳴らせ!
- ゴルジュのトライは粘りすぎると消耗するからダメなときは戻って空身か交代で体力温存
- もう少し荷物を減らしましょう、あと今の50mはちょっと切れそうで怖い(笑)
目次
大平山
【標高】 | 1191m |
【三角点】 | 一等 大平山(オオビラヤマ) |
【アイヌ】 | オピラシュマ 「川奥に岩や崖がある」 ピラコアンペツの川の名から転訛したものという。 |
【一口】 | 初代山谷のレーティングは!!※、格上げの理由はわからないがおそらく!!!の中でも一番簡単な部類の沢だろう、致命的に難しいところはなく追い込まれず楽しめたので悪い!!※感覚、確かにスッキの試金石かもね 今の実力は違うと思いつつ実は!!の【赤岳沢】の方が未だに悪い沢と感じる |
【ルート】 | ヒヤミズ沢日陰ノ淵 ~ 泊川コース |
【破損】 | ウォータークライム80 度重なる荷揚げや藪漕ぎで各所ちぎれ、擦れで死にそう Caravan沢タビ 1回目使用でチャック破損、ソール剥がれ、デザイン一新(黒ラインナップ)で悪くなったかヨドバシ(ICI)に不良品掴まされたか?ヨドバシ(ICI)が嫌いになりました →後日談 ヨドバシ(ICI)返品交換に応じる神対応とのこと、沢を続ける限りヨドバシで買い続けます |
【虫】 | マダニ2発、蚊とブユとアブに10箇所以上やられてボコボコ |
【テン場】 | Co490 左岸に低い砂地、燃料少な目、増水にはおそらく耐えられず Co480位から右岸の一段上を整地すればテン場は作れそう Co500過ぎた位に左岸に小高い砂場あり燃料豊富、次の日気付いた |
【魚】 | ヒヤミズ沢日陰ノ淵 ~Co450 サイズもそこそこ濃い、Co450辺りで姿を消す |
【魚2】 | 資源保護水面 大平川本支流 ヤマメ 4-12月 頭でっかちの20㌢位の魚影はヤマメ?なのか |
【くま痕】 | 濃い山域かなと思ってたが痕跡が無い、糞は登山道に |
GALLERY
ヤマという最強カードを使わず、誰かツワモノに連れてってもらうのではなく、相棒と自分達の力で!!!の沢に到達できたことが嬉しく特にOくんには感謝しかない、もう自分は須築も問題なく楽しく遡行できるだろうしそこが北海道の最後の目標点で終わると思う、ハイカー崩れの分際でこれ以上望むとロクっちゃうかもしれないからね
俺たちの夏過ぎる暑、今年の全装一回目故に体中がイタイが良い夏休みだった、ありがとうMyフレンド、釜で半ロクの「ととのった」Oくんの姿は生涯忘れることが無いでしょう、茗渓でした
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