(さわ)令和3年7月18日~19日
7/18 三ノ沢6:30~ 1515m10:00~ プイラル取水12:00/12:30~ Co1100 17:00 幕
7/19 Co1100 5:30~ Co1840稜線11:00~ 幌尻岳11:40/12:00~ 幌尻山荘15:00/15:30~ 三ノ沢17:00 Oくん
額平川三ノ沢右股
- 継続遡行に使用したヌカンライ岳に突き上げるブタ沢、Co1515まで3時間強程
- 荒れてるが何もない分左股より早いと思う
- 上に手つかずの畑
プイラルベツ川
- 新山谷から消えたルート、シャトルバスも新冠歩きも配車が大変
- 継続遡行で1515峰から下降、2h強でプイラルベツ川取水
- Co900付近短いゴルジュ、難しくはない
- くまの気配が濃くくま糞だらけ、幕営に適した場所は道中ほぼ無く張れそうなところには必ずくま糞があった、Co1100で幕もスペースは狭く落石注意のとこ
- Co1020付近30m大滝(ゴルジュ入れたら6~7段60m?)の高巻きは斜度ありグズグズ、乗っ越せるところが悪く確保
- 要所でいやらしい滝がある、Co1400越えてからの滝もいやらしいが巻きが困難なところは無い
- 稜線に上がるハイマツ漕ぎがかなりきつい
- Co1400は左で夏道に向かい詰めた、Co1400右→Co1630右にも取れそうだがハイマツ漕ぎはあると思う
プイラルベツ川 反省点
- Co1020大滝ゴルジュは前衛峰は小さく小巻して両岸ルンゼの左岸を使うことで最短で巻けてゴルジュに突入できる、小巻の一手がいやらしく上にあげられ懸垂し右岸巻きなのでゴルジュ滝の5段目付近に降りる、時間も結構かかった
- 直登できた滝を何個か高巻いた、悪いことではないが登れるところは登っても良かった
目次
幌尻岳
【標高】 | 2052m |
【三角点】 | 二等 幌尻 |
【アイヌ】 | ポロ・シリ/大きい・山 ヌカン・ライ/細かい・沢 プイラ・ルイ・ペ/激流・激しい・川 |
【一口】 | かつては新冠川は水量が多いのに加え上、中流部に険阻な函が連続し、また道路の終点より著しく距離が長いため本流通しを上り詰めるのは不可能とされた時代を経て、電源開発の道路の発達により次第に延長、プイラルベ沢出合いに迫り、新冠川の核心部に直接入りやすくなった、現在は幌尻湖まで延長されている |
【一口2】 | 昭和5年8/15~25(1932)北大・井上良則、案内人木村ヌクアシとシュンベツ川より新冠川を乗越しブイラルベツ川から幌尻岳に登り、往路を戻りシュウレルカシュペ沢からイドンナップ岳に登頂しイドンナップ川を下る |
【鳴男】 | ナキウサギの生息域 ヒマラヤから中央アジアの高原、アメリカのロッキー山脈などにしかいない珍しい動物 日本では北海道のうちでも ・石狩岳 ・黒岳 ・トムラウシ山 ・ニペソツ山 ・然別湖 ・芦別岳 ・夕張岳 ・日高山脈の一部 |
【ルート】 | 額平川三ノ沢右股~プイラルベツ川 (かつての5万分の1表記は 布衣拉爾別川) |
【テン場】 | Co1100付近は落石注、Co1230分岐辺りとCo1490付近が何となく良さげも雪渓有、道中の川沿いに2張り張れそうなところには必ずくま糞がある |
【時間】 | ・ヌカンライ右股登り-3h強 ・Co1515と東コルの沢下降-3h弱 ・プイラル取水~稜線-9h半 ・稜線~幌尻-40分20分 ・山荘まで1h半強 |
【林道】 | 額平川はシャトルバス 第2ゲートは北電ゲートなのでラガーマンアタックは出来ない |
【魚】 | わからない |
【山小屋】 | 幌尻山荘 |
【水】 | 浄水器を通しているものの沢で飲んだなかで一番旨い水だった |
GALLERY
憧れの新冠水系クラシックルート、1泊2日で出来たのはOくんの必殺技のおかげである
北カールに親子熊3匹で北カール下降は断念した、新冠川遡行もいつか機会があるだろう、心にしみる幌尻岳
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