(さわ)令和6年8月3日
8/3 林道P5:30~ Co1470 11:00~ 一不動避難小屋13:00~ 登山口P14:30 パナさん
裾花川本谷
- メジロ大量発生中、ゴルジュでサヨナラしましたが4ヵ所くらいイキました、あのトンボのやつ全然効果ありませんでした
- 第一ゴルジュが楽しい、増水時は引き込み有でかなり難度が上がるので増水してたらもう行きたくない
- 最狭部-簡単だった、どこからでも行ける
- 地獄谷分岐後のCs滝-シャワーを浴びて右から登る
- 奥魚止めノ滝下段-滝口付近がフリクション勝負になり自分はトップで行けなかった、左の壁はボロく水流沿いがベストか?失敗したら「痛いよ~」
- 奥魚止めノ滝上段-左側から直登できるが、モロに水流に当たってしまい落された、確保しハーケン効いてたのでセーフ、水流を躱すためのガバが上にあったが自分には1回目は見つけられなかった
- ライジャケはお荷物、平水位は泳ぎが無い
- 後半の10m滝(登山体系にあるたまに木がかかる滝)が見た目上部悪く感じてしまいフォローにホキた、フォローで左を登ればホールドとスタンスがしっかりしていた、ちなみに自分は小巻けそうかなと左岸から上がり巻こうとしたが、滝口から巻きラインを見ると行き詰まり地獄を見るところだった、チキンである
- 確保した方が良さげな滝が多く、それなりに悪い沢だと思った(ネットではそんな風には書いてないが)、メジャーな3級沢感覚で遡行する人はハマると思う、少なくとも【釜川ヤド】・【柿其川】よりも難しく感じた
- 一不動へ上がる取り付き点は水流を追って行くと(二股の左はガレ滝がある、右に行く)ピンテがある、Co1700ほどで踏み跡を辿ると尾根に上がらされ激笹の地獄のトラバースを余儀なくされた、ひたすらまっすぐ行く方が楽だと思う、Co1480からは基本はシダ系と腐れ木がうるさいグズグズ登りで不動まで1h~1h半はかかると思う、五地蔵山西コルに上がる宝丹沢の方が快適なのかはわからない
- 地獄谷日帰り行けそうでないか?
一不動登山道(大洞沢)
- 大名整備の登山道、ビブラムはやや滑る、スラブの鎖場コワイ!
目次
裾花川本谷
【一口】 | 奥裾花渓谷 周辺は侵食に弱い泥岩や砂岩、凝灰岩地帯で、大きく褶曲した地層を裾花川が侵食して形成された奇岩などを見ることができる |
【一口2】 | 裾花川 蒼花川-大塔物語(1400年) 煤鼻川-『長野市誌 4巻』戌の満水とさまざまな水害の節で引用されている古文書でこの漢字が使われている。(1742年) 裾花川-『安茂里史』第6章近代で古文書引用に明治15年には裾花川で表記されるようになっている、この谷の名は山裾に花が多いところからきており、地元の人は裾花峡と呼んでいる |
【一口3】 | 裾花川の決壊-1949年(昭和24年) 昭和24年9月22日/23日に県下一円が豪雨 北信の上水内郡戸隠村(現長野市)、鬼無里村(現長野市)などが最も多く降り、裾花川が増水し堤防が決壊、鬼無里村の1時間の雨量は250㎜ 長野駅南一帯、上水内郡朝陽村(現長野市)、大豆島村(現長野市)が浸水 昭和44年裾花ダム竣工 |
【ルート】 | 裾花川本谷 ~ 一不動登山道(大洞沢) |
【山谷】 | 山谷レート !! 【やや悪い!!】 3級~3級+? 第1ゴルジュを巻かないなら3級+でないか? |
【時間】 | 登り7h半 下り1h 慣れてる人は登り6hで行けると思う |
【魚】 | 裾花川本谷 ゴルジュ上は濃いと思うが、プールのような釜が無いので数釣りは時間掛かりそう |
【百名谷】 | 日本百名谷でございます |
【林道】 | 橋のとこで南京チェーン、アタック可能 |
GALLERY
7/20増水ゴルジュで敗退した裾花川へ、平水位だとゴルジュは拍子抜けでライジャケは完全にお荷物だった、ゴルジュは楽しくやぶ漕ぎは厳しく今日は滝の登攀がチキンすぎてパナさんに助けてもらいすぎ、長野県人になった今の私にとってはソウルな沢、第1ゴルジュ以外は地形図の割にかわら歩きが多いものの、滝はピリッとしており渓相も良く行きたい沢に行けてなによりです、パナさんありがとう、裾花川、茗渓である
最狭部でボイルし撤退、突っ込んでれば地獄谷出合のCs滝でシャワーで吹っ飛ばされ、奥魚止めの滝下段でスラブ越えれず滝に落とされ、上段でグズグズエイドを強いられ、後半の10m滝も水流で吹っ飛ばされて、多分どれかでTHE・ENDでした、敗退して正解です
オッス!皆んなも天候判断には気を付けような!
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